第41回歴史講座 日時:2018年1月14日(日)10:00~12:00
題目:天智天皇(中大兄皇子)
(暗殺説を裏付ける朝鮮半島への軍事介入)
場所:北区区役所多目的室 講師:中川俊夫 参加者: 27名
部長挨拶
新年あけましておめでとうございます。
元旦から良い天気の恵まれて今年は良い年になる様な予感がしました。
天皇陛下のご挨拶に「おだやかで心豊かな1年でありますように」とのお言葉がありました。
月1回ですが歴史クラブでも聞く人も話す人ともにも心豊かになってほしいと願っています。
本年もよろしくお願いいたします。
講座に先立ち役員から下記の説明があった。
1、今後の予定。
①2月4日講座講師深堀政喜
②3月11日講座講師平川敏彦
4月からは原則第1日曜日
植竹公民館で過去の講座の中から何件かを選んで講座を実施する。1回目は2月25日(日)希望者は申し込み用紙を提出してください。
2、今年2回目の歴史巡りの行き先をアンケート調査しますので提出してください。
3、来期の会計は5班から2名お願いします。
4、会費はまだ残金があるのでしばらく徴収しない。
5、前回の歴史巡りの会計報告があった。
6、本日の新年会は2000円会費で不測の場合精算時追徴する。
7、歴史クラブ(北大宮)のホームページがトラブり更新できなくなった。新規に歴史クラブ(北大宮)Ⅱとして立ち上げた。URLはhttp://rekishikourabukitaomiya.jimdo.comです。
天智天皇
天智天皇(中大兄皇子)を説明する中川氏
天智天皇の死因については「病死説」と「暗殺説」がある。
日本書紀の記述によると病死説をとっているが暗殺説も根強い。
1、天智天皇と天武天皇は額田王をめぐって恋敵だった。
天皇になる前の名前は天智天皇=中大兄皇子
天武天皇=大海人皇子
2、天智天皇(正式にはてんじてんのう)の政治事件
1)大化の改新
2)政敵の抹殺
3)白村江の戦いにおける失政 このことが中大兄皇子の人生に大きく影響した。
4)中大兄皇子が実権を握りながら即位しなかったこと。
3、天智天皇暗殺疑惑日本書紀「病気説」「扶桑略記」山科へ遠出して帰らなかった。
4、天智天皇の暗殺犯は天武天皇だった。
1)天武天皇は天智天皇の4歳年上の?弟?だった。(矛盾)
2)天武系の天皇だけ天皇家の菩提寺・泉涌寺に祭られていない。
3)天智天皇は一体だれだったのか
4)天智天皇が暗殺されたとされる理由。暗殺理由は対挑戦半島政策の対立であった。
結論
当時の日本は反新羅派(天智)と親新羅派(天武)が外交路線を巡って対立しており、親新羅派はボスである天武に新羅のスパイが協力し天智を暗殺してさらに内乱(任申の乱)を起こさせ政権を奪取させた。
と結論づけている。
参加者27名
天皇の話は興味がある。質問が何件かあった。
天智天皇は小学校のころから「大化の改新」で知られているのでなじみがあった。